レッスンをしていると、ときどきこんな生徒さんに出会います。
たしかに、今は情報が簡単に手に入る時代です。
動画を見れば一流奏者の吹き方が学べるし、SNSでは多くの奏法情報が飛び交っている。
ちょっと検索すれば、無料で大量の知識を得ることができます。
僕自身、学生の頃は情報が少なかった分、とにかく貪るようにネットを漁り、本を買い集め、レッスンを受けまくりました。
「どれが正しいのか」「これが正解かもしれない」と、いろんな吹き方や練習メニューを試しては、また別の方法へ……。
でも気づけば、頭の中は情報でパンパン。
この経験から学んだのは、「情報をたくさん持っていれば上達する」というのは幻想だったということ。
上達には時間がかかるし、自分に合うやり方は人によって違います。
だからこそ根本的なマインドとして大事なのは、絶対に失敗しない完璧な正解は存在しないという現実を受け入れることなんですよね。
もくじ
情報迷子になってしまう3つの原因
僕がレッスンで感じる、迷ってしまう人に共通する原因は次の3つです。
① 自分の耳で「音の変化」や「状態」を把握できていない
② 思考バイアスに陥る。(そして間違えても気づけない)
③ 発信者の“目的”や“意図”を読み取れていない
① 自分の耳で「音の変化」や「状態」を把握できていない

よく、「とにかく正しい情報を集めれば上達できる」と思いがちですが、
判断する力がなければ、どれだけ情報があっても“宝の持ち腐れ”になってしまいます。
もっと言えば、これは「自己診断」と同じ。
どんな症状なのか、その原因は風邪なのか、コロナなのか、いくらたくさん薬を持っていても、自分の病気を適切に理解していなければ、それはかえって毒になってしまう。
音楽や演奏の課題も同じで、「今の自分の状態はどうなっているのか?」がわかれば、何をすればいいのかが見え、迷いは減っていくんです。
自分の今の状態を知り、必要なものを、必要な形で、適切に取り入れる。
自分の音を聴く力と、物事を見極める判断力。こそが、何よりも大切なんです。
②思考バイアスに陥る。(そして間違えても気づけない)

今は録音や動画撮影の技術が進んでいて、スマホひとつで自分の演奏を確認できる時代です。
それを使えば「自分でフィードバックできる」「一人でやっていける」と思ってしまうかもしれません。
でもそこが実は大きな落とし穴なんです。
そもそも「判断する力」が育っていない状態では、
録音を聞いても、何が良くて何が悪いのかが分からない。むしろ、間違った解釈をして、どんどん変な方向に進んでしまうリスクさえある。
そして一人でやっていると、その間違いに気づくきっかけすらありません。
たとえば、録音を聴いて「もっと音を太くしなきゃ」と思って、
どんどん力を入れていった結果、音色が潰れてしまったり、息が持たなくなったり……。そんなケースを、僕も経験してきました。
これはまさに、“偏った思い込み”が引き起こすパターンなんです。
③ 発信者の“目的”や“意図”を読み取れていない

情報そのものが良質であっても、
それをどんな目的で、どんな人に向けて発信したのかが分かっていないと、
逆に混乱を招いてしまうことがあります。
たとえば「ハイトーンを吹くときは、口の中を広くして、喉を開けて!」とアドバイスする人もいれば、
「口の中を狭く、コンパクトに!ハイトーンが楽に出るポジションで吹いて!」という人もいます。
どちらも間違ってはいないんです。
むしろ、それぞれの文脈や前提が異なるだけ。
前者は、おそらく「喉に力が入りすぎている人」や「音が詰まっている人」に対して、
もっとスペースを感じさせるための意図で伝えている可能性があります。
一方で後者は、すでに「喉が開きすぎていて支えが抜けている人」に対して、
必要な密度を保つためのアプローチかもしれません。
つまり、同じアドバイスでも
「誰に向けて、どんな状態の人に言っているのか」によって、意味も、効果も、まったく変わってしまうんです。だからこそ、情報の“背景”を読み解く力がとても大事になってきます。
じゃあどうすればいいの?
・判断力
・思いこみにハマらない。
・情報を読み解く力
でも、これは、音大を卒業したプロの演奏家でも難しいことです。
もしそれが簡単にできていれば、そもそもこんなに悩んだり、迷ったりすることはないはずです。
僕自身も、これまで何度も迷ったし、間違えることもあります。
だからこそ、もし今あなたが判断に迷っていたとしても、それは「レベルが低いから」ではなく、音楽を学ぶ上で自然なステップだと知っておいてください。
むしろ、それが一人でもできるようになったとき、あなたはもう“音楽家として一人前”の入り口に立っていると言ってもいいと思います。
だからこそ
この3つの力を効率よく養うにはプロや専門家のレッスンで客観的なフィードバックを受けることが一番いいんですよね。
「なんだ、、結局そこかよー」って思いましたか?
ごめんなさい。残念ながらそれしかないんですよね。専門家の視点でないとわからないことや伝えられないことがやっぱりあるんです。
情報は、使い方次第で武器にもなるし、混乱の元にもなります。
そして、それをどう料理するかは「自分次第」。だからこそこの3つの力をレッスンを通して養うことをオススメしますよ!
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