自分には音楽の才能がないと感じる人に伝えたい5つのこと。

自分には音楽の才能がないと感じる人に伝えたい5つのこと。
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・自分よりも音楽の才能がある人が羨ましい。

・どんなに頑張っても上手くならない自分には才能がない。

・上手くなりたいけど才能がない自分にはこれ以上無理なのかも。

 

音楽業界はどうしても才能がないとダメだという価値観が強いです。

実際、自分も昔は、レッスンで「君には才能がない。」と言われ続けてきました。

なので上手な人の演奏を聞くと自分にはホルンの才能がないなあと感じて落ち込んでばかりいました。

それでも諦めず練習することでホルンも上達していったし、楽器のレッスンや演奏でお金を頂くことも可能になりました。

今回の記事では自分に音楽の才能がないときにどのように考えていけばいいのかをお伝えします。

 

 

 

 

才能がないことを認めよう。

いきなり辛いことを言ってしまうかもしれませんが、まず自分に才能がないことを認めることが大切です。

なぜなら才能がない自分を否定していても何も変わらないからです。悩んでいるばかりでちっとも前に進まないんですね。

才能がなければその分努力が必要かもしれません。

他の人と同じようなやり方ではなくもっと工夫が必要かもしれません。

才能がないことを認めてしまった方が自分の時間が有意義に使えます。

 

 

 

才能がないからこそできることがある。

普通なら才能があった方が有利だと考えるかもしれません。

ですが本当にそうでしょうか?

才能がある人はなぜできるのかを上手く説明できないことがあります。

これは楽器の指導において不利になる場合があります。

もちろん手本を吹いてみせるという教え方もありますが、このやり方で伝わる人ばかりではないからです。

例えば自分は音大でありがたいことにホルンのレッスンで何度も先生にお手本を吹いてもらっていました。でもいくら隣で聞いてもどうすれば同じようにできるのかが全くわかりませんでした。

反対に才能がない方が上手くいかない人の気持ちに寄り添ったり、試行錯誤が多いため上手くいかない理由や適切なアドバイスなどを伝えられるようになることがあります。

 

才能がないことも1つの才能

自分が悩んでいたとき、こちらのローランドさんの動画になんども救われました。ぜひ見てみてください。

才能がないことも1つの才能。

自分に才能がなかったからこそ、試行錯誤して仕事にとことん向き合うことができた。

とおっしゃっています。

自分だって仮に才能があってあまり努力をしなくてもうまくいってしまったら調子に乗って練習もしなくなるかもしれないし、ブログも書いていなかったかもしれません。

 

 

才能は環境次第でコロコロ変わる

僕は才能がないなら環境を変えて別の才能が活用できればいいと考えています。

なぜなら才能というのは自分の物差しや置かれている環境によってコロコロと変わるものだからです。

例えばクラッシックの分野では好まれたり正しいとされる演奏の仕方というものがあります。

そこからズレている演奏をする人には才能がないという訳です。

ですがこれがジャズの分野だったらどうでしょうか?

もしかしたらその演奏が好きだと言ってくれる人がいたり、才能があるねと言われるかもしれません。

このように才能というのは、物差し一つで評価がコロコロと変わってしまうんです。

 

楽器の上達に才能は関係ない

自分に才能がないから楽器が上手くならないと考えているかもしれませんがそれは違います。

楽器は自分に合った練習方法や考え方次第で伸びていけるからです。

僕も昔は、ホルンが上達しないのを自分の才能のせいにしてばかりいました。当然、ホルンは上手くなりませんでした。

少しくらい失敗してもいいから、自分にできることを少しずつ取り組んでいくことが大切なんです。

 

まとめ

今回は自分に音楽の才能がないと感じたときの5つの考え方についてご紹介してきました。

  1. 才能がないことを認める。
  2. 才能がないからこそできることに目を向ける。
  3. 才能がないことも1つの才能
  4. 別の才能が活きる環境に身を置く。
  5. 楽器の上達に才能は関係ない。

才能がないから無理だと諦めてしまうのではなく、自分の才能の見方を変えたり、日々の練習や吹き方を工夫をすることで楽器も上達していきやすくなります。

最後までお読み頂きありがとうございました。

 

 

 

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