ホルンを掃除は水洗いをするのが普通かもしれません。
自分も以前は普通に水洗いでホルンを掃除していました。
ですが音大で知り合った友達から教わった方法で掃除するようになってからホルンも見た目がより綺麗になってきました。
実際その友達が使っていたトランペットはとても綺麗でした。
今回はその友人から教わったホルンの掃除の仕方とオススメオイルについて紹介します。
もくじ
ホルンの掃除の手順。
以下の5つの手順になります。それぞれ解説します。
・お風呂にぬるま湯を入れる。
・ブラスソープを適量入れてかき混ぜる。
・30分〜1時間ほど楽器を浸けておく。
・取り出して管内をフレキシブルクリーナーで掃除。
・水、お湯でホルンを洗う。
お風呂場に湯を張る。(ホルンが浸かるくらい)
まず、浴槽に人肌くらいのぬるま湯を張ります。
ここにホルンを入れていくわけですが、浴槽が満タンになる程入れる必要はありません。
あくまでホルンを入れればいいので足湯ができるくらいで構いません。
もしも浴槽が難しければバケツにお湯を入れる方法でも構いません。
ちなみにホルンの抜き差し管やロータリーの蓋はあらかじめ外しておきます。
ブラスソープを適量入れてかき混ぜ1時間ほど楽器を浴槽に入れつけておく
ホルンを入れる前にブラスソープ(5プッシュくらい)を入れてかき混ぜておきます。
これにより外側についたホコリや管内に溜まった汚れが取れやすくなります。
時間がなければ30分程度でも構いませんが、時間をかければそれだけ汚れが取れやすくなります。1時間ほどホルンを浸けておきましょう。
友達曰くブラスソープに楽器をつけておくと楽器の汚れが自然と浮かんでくると言っていました。
実際、自分もこの方法を試してみると汚れが浮かんでくるまでとはいかなくても汚れが取れやすくなっていると感じます。
ホルンを取り出して管内をフレキシブルクリーナーで掃除。
ここでホルンを取り出してフレキシブルクリーナーで管内を掃除していきます。
ブラスソープのおかげで汚れが取れやすくなっているので、ゴシゴシ何度も通す必要はありません。
1、2回で十分汚れは取れてくれるでしょう。終わったら抜き差し管の中にも通しておいてください。
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水かお湯でホルンを洗う。
次にホルンについたブラスソープをお湯で洗い流します。可能ならシャワーで洗い流したほうが、傷つかずに洗い流しやすくなるのでオススメです。
これでホルンの掃除は完了です。
ホルンに溜まった水を抜いてオイルを塗っていきましょう。
楽器のホルンのオススメオイル3選
僕が普段使っているオイルは以下の3つです。
それぞれ解説します。
・ローターオイル ヘットマン12
・ロータリーバルブヘットマン14
・バック チューニングスライドグリス
ローターオイル ヘットマン12
ヘットマンのオイルは番号の数が少ない順にオイルがサラサラしたものになっていきます。サラサラする軽いオイルは使うとロータリーが動きやすくなります。
ですがサラサラすぎると効果が短く何度も射さないといけない上、指が動きやすくなりすぎたり、抜き差し管が抜けてしまうことにもつながります。
なので12くらいが良いのではと感じています。
https://www.dolce-shop.com/products/detail440.html
https://www.amazon.co.jp/-/en/dp/B00V4ONZMQ/ref=pd_lpo_267_t_
ロータリーバルブヘットマン14
このオイルは知り合いのリペアの方から教えてもらったオイルです。このオイルは重いオイルのためバルブの中に1滴垂らすだけで十分効果があります。
使いすぎるとロータリーの動きが鈍くなるため毎日射さないようにしてください。
二週間に一度くらいで効果は十分持続してくれます。
https://www.soundhouse.co.jp/products/detail/item/230060/
https://www.amazon.co.jp/Hetman-ヘットマン-金管楽器ロータリー用オイル-14-Bearing-Linkage/dp/B084RQ932Q
バック チューニングスライドグリス
このオイルは直接手で塗っていきます。
これもオイルが重くネットリするタイプなので、あまり塗りすぎないようにしてください。
ほんの少しオイルを手につけて全体にオイルを塗り広げてください。
https://www.amazon.co.jp/BACH-2942B-バック-チューニングスライド・グリス-&-コルク・グリス-【2942B】/d
まとめ
ホルンの掃除自体は1ヶ月に一度くらいのペースが理想です。
ですが、なかなか時間がない方もいらっしゃるかもしれません。
そういう時は中の掃除だけとか、オイルだけ塗るとか分割して取り組むと良いでしょう。
お手入れを日頃からしておくことで楽器の音も響きやすくなったり、息が入りやすくなります。
最後までお読みいただきありがとうございました。
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