
・上手くなるためには毎日練習しなければいけない!
・仕事が忙しくて練習する時間が確保できない。
・短時間でも楽器が上達する方法を知りたい。
社会人で趣味でやられている方は忙しいなか毎日練習する時間を確保することが難しいです。
自分もレッスンや演奏の仕事が増えていく中で限られた練習時間で取り組まなければいけないことがあります。
ですが、時間がなくても効率的に練習していくことで上達することができます。
今回は練習効率を上げる方法について紹介します。
短時間で上達するための練習とは?
楽器が上達していくための要素は以下の6つです。
①目的
②観察
③分析
④実験
⑤検証
⑥訓練
目的

練習の第1ステップは練習の目的を決めることです。
自分のやりたいことを練習する前に明確にしてみましょう。
・音階のスラーの練習を滑らかにしたい。
・もっと綺麗な音を出したい。
・低音域を響かせたい。
意外とこの目的を決めていないんですよね。ただ練習することが目的になって満足しているんです。
どこに行くのか決めないとただ音を並べているだけになってしまいます。
観察
ゴールが決まったら自分の現在地を把握しましょう。以下の質問を参考に現状を具体的に観察してみてください。
自分がどうやって吹いているのかを客観的に理解していないとどんな練習をすればいいのかを判断できないからです。
・どんな音がしていましたか?
・どんな意図をもって吹いていましたか?
・どんな環境で吹いていましたか?
・音程やリズムはどうでしたか?
・吹いているときどんな感じがしましたか?
・吹いている時の呼吸はどうでしたか?
分析
観察によって集まった情報をもとに以下のことを考えてみましょう。
・どんな原因が考えられるだろうか?
・どうすればもっと吹きやすくなるだろうか?
・やりたい表現をするには何が必要だろうか?
・どこかで必要のない動きをしている可能性はないだろうか?
実験
分析で考えた方法を実際にやってみましょう。上手くいくかどうかは気にしなくても大丈夫です。
この段階ではとにかくやってみてください。
検証
実験の結果どんな変化があったのかを調べましょう。あえて数値化して考えてみてください。
例えば実験前が10点満点5点だったらそこから何点に変化したのかを調べましょう。
良くなった場合はなぜ?良い変化があったのか、よくなかった場合にはなぜ上手くいかなかったのか?具体的にどんな変化があったのかを考えるキッカケになります。
訓練
良い変化があればその方法を使って訓練してみましょう。最初は簡単なフレーズやテンポを落としても構いません。
慣れてきたらエチュードや曲のフレーズを使って取り組んでみてください。
まとめ
ここまで練習するときの要素について紹介しました。
①目的
②観察
③分析
④実験
⑤検証
⑥訓練
時間が取れない時には自分が次に何をすればいいのかを明確にすることが大切です。どんなに時間を作っていたとしても同じことをしていたり
すると上達していきません。お役に立てれば幸いです。それでは!
最後までお読み頂きありがとうございました。
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