
・速いテンポだと舌が動かなくなってしまう。
・16分音符のシングルタンギングが♩=120以上になるとできない
・曲の中で連符が出てくると対応できない。
テンポ120以上になってくるとシングルタンギングが苦手に感じてしまう方は少なくありません。
自分もタンギングは苦手でいつもダブルタンギング でごまかして吹いていました。
ですが練習を重ねていくうちに今では、「君はタンギングが得意だね。」と言われるまでになりました。
今回はタンギングが速くできるようになるための方法をご紹介します。
自分の舌の動きを観察しよう。

自分の舌の動きを観察することがヒントになることがあります。
もちろん吹いているときは、舌の動きは目に見えないですが感覚で舌が前に行っているのか、後ろに引き込んでいるのかくらいは監察の中で分かってきます。
自分の場合タンギングが速くできなかったときは舌を必要以上に後ろに引き過ぎていたり前に突くような感覚で吹いていました。
アレクサンダーテクニークを使ってみよう。

舌が速く動かないという方はアレクサンダーテクニークを使ってタンギングしてみましょう。
人間の身体というのは一つの身体の部位だけ動いているのではなく、色んな筋肉が連動して身体を動かしているからです。
例えば舌の筋肉というのは、首の筋肉や腕周辺の筋肉と連動しています。
なので舌だけ意識して速く動かそうとしても、固まってしまうことがあるんです。
そういう時に便利なのがアレクサンダーテクニークなんです。
やり方は以下の手順です。
①何も考えず普段通りにタンギングしてみる。
②頭を背骨の方向(下)に引き込んでタンギングする。
③頭を背骨の方向に引き込むのを止めてタンギングする。
④3で止めたときの動きを誇張してタンギングする。
これがアレクサンダーテクニークを使うということです。
実験してみてどんな変化がありましたか?恐らく4でタンギングが楽にできるようになっているのではと思います。
https://xyzzy.site/タンギングが汚い3つの原因と6つの対処方法/タンギングが汚い3つの原因と6つの対処方法.html
息の流れ

タンギングは常に息を流している必要があります。なぜなら舌の動きだけでは唇が振動しないからです。
自分もタンギングが苦手だった頃は舌を速く動かすことばかり練習していました。本来タンギングは音を出すためではなく音を区切るための技術なんです。
具体的な練習方法としてはノータンギングの練習がオススメです。
音符の長さの捉え方

タンギングする上で音の長さを感じることは非常に大事です。
なぜなら音が短くなってしまうと舌がつっかえてうまくいかないからです。
自分も速くタンギングしようとし過ぎて、音の長さを全く考えていませんでした。
おかげでいつも途中で舌が動かなくなっていました。
速いテンポでのタンギングであっても音の長さは存在します。
案外こういった些細なことがうまくいく要因になったりします。
筋肉の拮抗を防ぐ舌の動かし方
舌を速く動かそうとすると固まってしまう理由は舌の筋肉が拮抗しているからです。
実は舌の筋肉は色々な種類があって舌を前に動かすときと後ろに引く動きで全く正反対の筋肉を使っています。
そのため筋肉が綱引きのように拮抗して動かなくなってしまうんです。
なのでタンギングするときに舌を前に動かすか後ろに引くかどちらか一方だけの意識で練習してみてください。
後は息の流れによって動いてくれるイメージでタンギングすると上手くいきやすいです。
まとめ
ここまでタンギングのコツについてご紹介しました。
ぜひ、以下の5つを練習に取りれてみてください。何かしらの進展があるはずです。
- 舌の動きを観察する。
- アレクサンダーテクニークを使う。
- 息の流れ
- 音符の長さの捉え方。
- 筋肉の拮抗を防ぐ舌の動かし方
最後までお読み頂きありがとうございました。
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